パネル展の準備を進める職員=徳島市の日赤県支部

 日本赤十字社県支部は9日から、岩手と宮城両県で地震直後に行った医療救護活動の様子を伝えるパネル展を徳島市の市シビックセンターで開く。救護用資機材や非常持ち出し袋など物品も展示し、震災の風化を防ぐとともに今後の災害への備えにつなげてもらおうと企画した。11日まで。

 津波の被害を受けた町並みや避難所での診療活動、赤十字奉仕団による炊き出し支援の様子を収めた写真などのパネル36枚を並べる。支部が災害に備えて用意している発電機や移動炊飯器、毛布といった救援物資など約30点も置く。

 新型コロナウイルスを踏まえた避難時の注意点、非常持ち出し袋に入れておくべき中身もパネルなどで紹介する。県支部の橋本聡事業推進課長は「震災時に抱いていた気持ちを改めて思い起こすとともに、それぞれの備えを見詰め直し、行動するきっかけにしてほしい」と話している。

 午前10時~午後5時(11日は午後4時)。入場無料。来場者にハイゼックス袋(炊飯袋)を配る。