練習時間の多くを守備に割いている名西ナイン

 県春季大会は準々決勝で鳴門を破って15年ぶりに4強入りした。2、3年生は合わせて8人しかいないが、新加入の1年生と密度の濃い練習で地力を高め、夏の大会でも飛躍を狙う。

 守りが乱れて流れをつかめなかった秋季大会の反省を踏まえ、「練習時間の9割は守備」(田村監督)に当てた。中堅手村上をはじめ、1年生の青山、上木の二遊間が安定してきたこともあり、最少失点でしのぎ切る試合が増えている。

 投手は春季大会4試合を投げ抜いた右腕森と左腕本梅が二本柱。森は縦のカーブやスライダーなど変化球を組み合わせて三振を奪い、本梅は制球良く打たせて取る。2年生の篠原、杉原も試合経験を重ね、球威に磨きをかけている。

 打線は俊足タイプと長打力のある選手がバランスよく並ぶ。つなぐ意識を徹底し、最近は終盤に集中打を浴びせるなど、粘りやしぶとさも備えるようになってきた。

 ―本梅遼太郎主将―

 春のベスト4はチームの自信につながった。堅い守備から攻撃のリズムをつくる理想に近づいている。あとは練習で強いメンタルを鍛えていきたい。