雲仙・普賢岳の噴火災害の被災地で植樹する高校生ら=7日午前、長崎県島原市

 長崎県の雲仙・普賢岳で43人が犠牲になった1991年6月の大火砕流から30年になるのを前に、地元の高校生や住民らが7日、噴火で失われた緑を取り戻そうと、島原市の千本木地区にクヌギやツバキなど約500本の苗木を植樹した。

 市民団体「雲仙百年の森づくりの会」が、卒業して地元を巣立つ高校生が悲惨な災害を忘れないようにと、99年から取り組みを開始。例年は2月ごろ計10校を卒業する数百人が参加するが、今年は新型コロナウイルスの影響で見送られた。会が活動継続を呼び掛け、この日は約80人が参加した。

 会によると、植えたのは島原半島に自生する樹木の種から育てた苗木だ。