ジェイテクト対徳島ISクラブ 1回表、ジェイテクト1死一塁、長谷部が中越え2点本塁打を放ち3―0とする=吉野川北岸運動場

 ソフトボールの第64回全日本総合男子選手権徳島県予選は20日、吉野川北岸運動場で5チームが参加して行われ、決勝でジェイテクトが4―0で徳島ISクラブを下し、6年連続15度目の優勝を飾った。ジェイテクトは同選手権四国予選(7月1日・徳島市)に、徳島ISクラブは西日本男子選手権(9月8、9日・鹿児島市)に出場する。

 ジェイテクト  300 010 0 4
 徳島ISクラブ 000 000 0 0

 4番 自覚の一打

 ジェイテクトは主砲・長谷部の一振りで主導権を握った。

 1点を先制し、1死一塁で迎えた第1打席。狙い澄ましたように初球を捉えた打球は「感覚で打ったので球種は覚えていないが、打った瞬間に分かった」という中越え2点本塁打となり、貴重な追加点をたたき出した。

 投げては新人の右腕北川が8奪三振の好投で完封。結果的には快勝での6連覇となったが、長谷部はなかなか追加点を奪えなかったことを課題に挙げ「四国予選ではもっと打って投手を楽にさせないといけない」と4番の自覚を口にした。