徳島県庁

 東京五輪聖火リレーの徳島県実行委員会が8日、県庁で開かれた。4月15、16両日に県内24市町村で実施される聖火リレーの新型コロナウイルス対策などを話し合い、沿道に立つボランティア約2千人の参加を取りやめることを決めた。式典の参加は事前予約制にする。

 県によると、ボランティアは各市町村を通じて地域の老人会などに協力を依頼し、聖火リレーの延期が決まるまでに約2千人を確保していた。沿道での案内や警備に当たるほか、観覧者とハイタッチするなどして聖火リレーを盛り上げる予定だった。参加取りやめを受け、案内や警備は市町村と県の職員らが担う。

 事前予約制にする式典は▽4月15日にスタート地点の箸蔵山ロープウエー登山口駅(三好市)で開く出発式と、鳴門ウチノ海総合公園西側広場(鳴門市)でゴール時に開く「セレブレーション」▽16日に阿波海南文化村(海陽町)で開く出発式と、美波町役場、那賀町役場本庁舎、人形文化交流館(勝浦町)で予定する「ミニセレブレーション」、アスティとくしま(徳島市)で開くセレブレーション。「3密」を避けて接触機会を減らし、安全な運営に努める。

 県実行委は、大会組織委が聖火リレーの感染対策ガイドラインを公表したのを受けて開いた。委員9人が出席し、一部を除いて非公開で行われた。

 聖火リレーは24市町村の17区間を各市町村にゆかりのある50人が走る。各イベントの参加定員や募集方法は、今月中にも県のホームページなどで公表する。