土讃線から姿を消す2000系気動車。菜の花の横を走る姿が見られるのもあとわずか=3月11日、東みよし町昼間

 1989年に世界初の制御式振り子気動車として登場し、土讃線の特急列車として活躍してきたJR四国の2000系気動車が3月13日のダイヤ改正により12日で引退する。

 2000系気動車はカーブの多い四国のJR路線で、車体を傾けることにより高速走行を可能にした車両で土讃線の特急列車のスピードアップに貢献してきた。

 近年は老朽化が目立ち、2019年から新型車両・2700系に置き換えられ、特急「南風」で運用を続けていた。

 土讃線の坪尻-大歩危間で四季折々の景観の中を車体を傾けながら力走した2000系。その姿が見られるのもあと数日。32年の歴史に静かに幕を閉じる。