由緒ある寺院が寄り添うように建ち並ぶ徳島県美馬市美馬町の寺町地区。ドローンを110メートル上昇させると、約250メートル四方に点在する安楽寺、願勝寺、西教寺、林照寺の4つの寺が一望でき古都の趣を感じられる。

 

 目を引くのが朱色に塗られた安楽寺の山門。1756年創建で高さ11・5メートル、幅7・9メートル。国登録有形文化財で2010年3月に改修を終え鮮やかさを増した。寺は「赤門寺」として親しまれており県内唯一の本格的な能舞台も備える。

 

 地区では、住民有志が除夜の鐘に合わせ約400本の「竹灯籠」をともす催しを毎年行っており、各境内や周辺の道は淡く幻想的な光に包まれる。初夏には休耕田で約3千株のハナショウブが咲き誇る。悠久の時が流れる寺町地区は、静寂と彩りで地域や訪問者を癒やしている。※法令を順守して撮影しています。