かたに商店と小林ゴールドエッグが共同企画した「極みだし巻き卵」(ふじや提供)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ消費を盛り上げようと、県内の飲食店と食品業者が連携して新メニューを開発する動きが目立ってきた。互いの強みを生かし、消費者にアピールしている。

 外食チェーンのふじや(徳島市)が運営する唐揚げ持ち帰り専門店「かたに商店」は、鶏卵卸販売の小林ゴールドエッグ(同)と共同で新メニュー「極みだし巻き卵」を企画した。各店舗で順次発売する。

 小林ゴールドエッグが手掛けた、味が濃厚で和風だしに合い、加熱した際にふんわり感が出やすい「和の究極卵」を使用。ふじやがレシピを考え、風味のしっかりしたあごだしと合わせて焼き上げた。

 価格は1本(卵5個)が税別330円、ハーフサイズが同190円。徳島、香川、兵庫の3県で展開するかたに商店12店舗のうち、城東店(徳島市)、宇多津店(香川県宇多津町)で2月上旬に販売を始めた。他店でも一部を除いて4月末までにメニューに加える予定。

 弁当や総菜を持ち帰って食べる「中食」需要の拡大を受け、テークアウトを強化しているふじやが、小林ゴールドエッグに企画を打診した。ふじやの鍛谷徹副社長は「鶏に関わる地元企業が協力し、地域経済の活性化につなげたい」と話している。