シャリの代わりに半田そうめんを使った海鮮太巻き=徳島駅クレメントプラザ地下1階

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ消費を盛り上げようと、徳島県内の飲食店と食品業者が連携して新メニューを開発する動きが目立ってきた。互いの強みを生かし、消費者にアピールしている。

 新型コロナ禍での倒産、事業譲渡を経て昨年秋に復活した半田そうめん「半田手延麺八千代」を支援しようと、徳島駅クレメントプラザ地下1階の居酒屋「酒場ダン」が、半田そうめんを使った創作料理を考案した。テークアウトとデリバリー専用商品として販売している。

 料理は「半田そうめんのお宝巻き」「炙(あぶ)り鳴門鯛(だい)と半田そうめんのまぜそば」「半田そうめんのカリカリクリームチーズパスタ」の3種類。「半田手延麺八千代」を使っている。

 お宝巻き(テークアウト税込み1728円、デリバリー1878円)は、シャリの代わりに半田そうめんを使った海鮮太巻き。まぜそば(950円、1100円)は、あぶった鳴門鯛やレンコンチップスなどを半田そうめんに載せた。クリームチーズパスタ(842円、992円)は、めんつゆと生クリームで味付けした半田そうめんにパルメザンチーズを絡めて焼いた。

 「半田手延麺八千代」は製造販売を手掛けていた会社が昨年5月、新型コロナの影響で倒産した。阿波市のコンサルティング・不動産会社「そらにわ」が工場などを買い取り、11月に製造を再開した。

 そらにわの森和也社長が、半田そうめんを提供する飲食店が県内に少ないとの悩みを、持ち帰り販売を行う飲食店紹介サイト「お持ち帰りデリ・とくしま」の関係者に相談。デリ・とくしまに登録する「ダン」の藤木慎二総料理長が協力を申し出た。料理はデリ・とくしまで注文できる。

 森和也社長は「プロならではのアイデアを生かした、おいしい料理。半田そうめんのさまざまな食べ方を広く知ってもらえたらうれしい」と話している。問い合わせはダン<電088(656)0021>。