スノーピークが監修したグランピング施設の1室=小松島市中田町東山

 アウトドア用品製造販売やキャンプ場運営のスノーピーク(新潟県三条市)が監修した体験型グランピング施設が4月16日、徳島県小松島市中田町の日峰山にオープンする。ホテルに宿泊しながら周囲の山や海でアウトドアを楽しむスタイルで、中山建設(小松島市)が自社の宿泊施設を改装し、運営する。新型コロナウイルス禍で密を避けたレジャーの人気が高まっているのを受け、地元事業者と連携してスポーツや農業など多様な体験メニューを用意する。

 施設の名称は「snow peak glamping TOKUSHIMA KOMATSUSHIMA(スノーピークグランピング徳島小松島)」。

 中山建設が、県外大手企業の保養施設だった「小松島リゾート」の宿泊棟を改装し、2~4人が宿泊できる3種類の部屋(約50~70平方メートル)を計9室設けた。全ての部屋に小松島港や紀伊水道を一望できるウッドデッキ(約16~22平方メートル)を備える。部屋によってバーベキュー設備や露天風呂があり、眺望を楽しみながら過ごせる。

 地域の乗馬クラブやイチゴ農園などと協力。プライベートビーチでの乗馬やシーカヤック、スタンド・アップ・パドルボードをはじめ、農作物の収穫、和菓子作りといった体験メニューも充実させた。

 住宅フランチャイズチェーン・LIXIL住宅研究所(東京)による地方創生の取り組みの一環で、自然景観に恵まれた場所での施設整備を進めるスノーピークと中山建設を仲介した。スノーピーク監修のグランピング施設は神奈川、新潟、長野に次いで4カ所目で、西日本では初めて。

 スノーピークの高井文寛副社長は「グランピングの本質は、豊かな自然とそこでできる体験にある。自分たちの考えと小松島の魅力が合致した」。中山建設の中山直治代表取締役は「地域資源を結び付け、小松島の良さを広く知ってもらいたい」と話している。

 宿泊料金は1人5万円から(体験は原則予約制で別途料金が必要)。今月20日から予約を受け付ける。4月1~14日は四国在住者のみ。問い合わせは小松島リゾート<電0885(38)6556>。