鳴門市役所

 徳島県鳴門市議会は16日の本会議で、半年間(4~9月)の議員報酬を5%カットする議員提案の条例改正案を否決した。

 改正案は「新型コロナウイルスで市民生活に大きな影響が出ており、対策に十分な予算が必要だ」などとして6氏が提案した。

 反対討論で長濱賢一氏(青藍)が「物価上昇率などを考慮すると実質的に毎年減額しているのと同じ。委員会の県外視察見送りや政務活動費の半額返納の方が効果がある」と述べた。宮崎明氏(無所属)は賛成の立場から「少しでも多く新型コロナ対策に予算を活用してもらいたい」と訴えた。

 採決では林勝義議長を除く潮、公明両会派の6氏と無所属の3氏が賛成し、創心クラブ、有志会、平成なると、青藍の各会派に所属する11氏が反対した。

 3日の議会運営委員会で議案が示された後に賛成する姿勢を示し、本会議では反対した議員の一人は「選挙前のパフォーマンスだと思うが、当初は賛成しようと考えていた。より効果的な方法があるという意見もあり、話し合った結果反対することにした」と話した。