教職員らから見送られる小林君(手前)=三好市西祖谷山村の吾橋小

保護者らに見送られながら卒業する原田さん(中)=美馬市木屋平の木屋平小

 徳島県三好市西祖谷山村の吾橋小学校と美馬市木屋平の木屋平小学校で16日、一人だけの卒業式があった。

 吾橋小では小林慧悟君(12)を在校生4人と保護者ら12人が見送った。武田真二郎校長が「自分で判断し、成長できる人になってほしい。小学校、地域のみんながずっと応援している」と激励。校舎前で在校生らから花を受け取った小林君は「あっという間の6年間だった。たくさんの経験をさせてくれた地域の人や支えてくれた先生に感謝したい」と語った。

 木屋平小では原田みのりさん(11)の門出を在校生2人と保護者ら12人が祝った。山川育英校長が「木屋平小で学んだことに誇りを持ち、家族に感謝しながら自らの希望をかなえる人間になってほしい」と述べ、卒業証書を手渡した。原田さんは「たくさんの思い出ができ、うれしい気持ちでいっぱい。周りの人に感謝し、礼儀正しい中学生になる」と話した。

 両校とも新型コロナウイルス感染防止のため、来賓の出席を制限した。