春の全国高校選抜大会は19日の柔道と自転車を皮切りに始まり、徳島県勢は17競技に出場する。昨年度は新型コロナウイルスの影響で県勢が出場予定だった全19競技が中止になっており、2年ぶりの大会となる。ただ、本年度もコロナ禍の影響を受けた競技があり、徳島市で初開催される予定だったボクシングは中止に。代表が選出できていない一部地区を除いた「全国高校選抜大会徳島特別大会」が行われることになった。熊本県でのライフル射撃も中止が決まり、代替大会が検討されている。ボクシングを含め、全国の舞台に挑むチーム、選手を紹介する。

脇町女子、初V目指す ソフトテニス

 ソフトテニス(28~30日・名古屋市日本ガイシホール)

 昨年は出場権を得ていながら大会中止で涙をのんだ男子・つるぎ、女子・脇町の両校が、ともに四国予選準優勝で全国切符を再びつかんだ。

上位を目指して練習に励むソフトテニスの脇町女子=美馬市のうだつアリーナ

 つるぎはタイプの異なる選手がそろい、ペアや陣形を柔軟に組み替えて戦えるのが強み。チーム一の力を発揮するのは、足を使って粘り強く拾う後衛の鈴木とオールラウンドにプレーできる前衛の髙井のペア。前衛、後衛ともにこなせる吉岡や決定力のある森西らを含め、試合前の調子や相手に応じて布陣を決める。初戦は能登(石川)と対戦。2勝すれば実現する8強入りを狙う。

 脇町の柱は四国高校選抜大会個人戦を制した工藤と上田のエースペア。工藤が後衛からの力強い球で相手を押し込み、前衛の上田がチャンスボールを仕留める。カットサーブが武器のサウスポー藤本、ボレーやスマッシュを器用にこなす逸見、積極的な攻撃が光る美馬ら戦力は充実。佐賀清和との初戦に勝って勢いに乗り、2010年に遂げた準優勝を上回る初の頂点を目指す。

 アーチェリー(27、28日・静岡県つま恋リゾート彩の郷)

 男子・三谷将人、女子・白木里実の徳島科技勢が個人戦に出場する。三谷は大きく崩れない安定感があり、白木も落ち着いて的を狙えるメンタルの強さを持つ。昨年末に学校のアーチェリー場の改修工事があったため十分な練習は積めていないものの、全国に照準を合わせて調整を重ねている。ともに全国大会出場は初めてで、予選ラウンド突破を目指す。

 バドミントン(25~28日・福島県営あづま総合体育館ほか)

 女子団体に城東が3年ぶりに出場。初戦で強豪・青森山田と当たる厳しい組み合わせになったが、初戦で別の難敵を倒して16強入りを果たした前回出場時の再現とそれ以上の成績を目指す。

 ダブルスとシングルスの両方で存在感を放つのが、四国予選で全国切符獲得に貢献した久次米と金澤。久次米はネット際を狙うヘアピンショットなど柔らかいタッチが得意で、金澤はパワーやジャンプ力など身体能力の高さを生かしたプレーが持ち味だ。2人は個人戦ダブルスにも出場する。

 このほか、男子シングルスに四国チャンピオンの川原光騎(徳島商)が臨む。