つるぎ町の観光資源をPRする動画の一場面(つるぎ高提供)

 つるぎ高校(徳島県つるぎ町)ICTビジネス研究部の1、2年生9人が、町の観光資源を360度映像で見られるPR動画を作った。急傾斜地の畑や滝を小型無人機ドローンで撮影して公開。町の魅力を発信し、新型コロナウイルス収束後、観光に訪れてもらう。

 動画「空から見るつるぎ町の魅力」は、晩夏編(2分3秒)と晩秋編(2分51秒)の2種類。晩夏編では世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」が残る貞光地区の猿飼集落にあるソバ畑や貞光川、一宇地区の巨樹などを紹介した。晩秋編では落差85メートルの「鳴滝」や県指定天然記念物の滝つぼ「土釜」などを取り上げた。

 どちらもドローンに着けた360度カメラで撮影した。スマートフォンやタブレット端末を使うと、画面の向きに連動して映像が動いて見える仕組み。

 生徒は昨年9月から作成に取り掛かり、徳島市の情報サービス会社に教わりながら撮影。テロップやBGMを付けて編集した。

 同部の邉見健吾部長(17)=機械科2年=は「編集が大変だったが、できるだけ町の魅力を詰め込んだ。大勢の人に見てもらいたい」と話した。

 動画制作は県教委の「スーパーオンリーワンハイスクール事業」の一環。動画投稿サイト「ユーチューブ」の町や県のチャンネルで公開されている。