阿波踊りの図柄が入った自動車用ナンバープレート

 国土交通省は22日、全国41地域に導入する図柄入り自動車用ナンバープレートのデザインを公表した。各地の名産品、景勝地などを配した。10月ごろから順次、交付する。「走る広告塔」として地域の知名度アップに期待がかかる。

 「徳島」は阿波踊りがモチーフで、「仙台」は七夕飾りや戦国武将の伊達政宗像、「新潟」は万代橋の夕焼け、特別天然記念物のトキを組み合わせた。「京都」は天橋立や五重塔、「熊本」はPRキャラクター「くまモン」をあしらった。

 希望者に交付され、数千円程度の手数料がかかる。白黒のほか、千円以上の寄付金を払えばカラー版となる。寄付金は自治体が観光振興、道路整備に活用。事業用は緑色、自家用軽は黄色で縁取りする。