ポヤトス監督

 新型コロナウイルスの影響で来日できていないサッカーのJリーグやプロ野球などの外国人選手や指導者について、政府が徹底した防疫措置を条件に入国を認めることを関係団体に伝えたことが18日、分かった。スポーツの公益性を考慮し「特段の事情」があるとして許可。サッカーJ1の開幕から不在が続いている徳島ヴォルティスのダニエル・ポヤトス新監督らの入国が可能になる。隔離や定期検査などを前提として、入国後14日間の待機期間中の練習はできるようにする。 

 緊急事態宣言が全面解除後の22日から適用される見通し。Jリーグは福島県の「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)を隔離施設として使用する。

 関係者によると、入国した翌日を1日目と起算し、3日目の検査で陰性が確認されるまでは個人練習に限定する。宿泊施設はフロアを貸し切るなどの対策を求め、練習会場との移動以外は外出を禁止。3~4日に1回検査し、14日目も陰性ならば、その後チームへの合流や試合出場を認める。

 プロスポーツの外国人選手の入国は、東京五輪の日本代表強化に向けた特例措置として認められたが、緊急事態宣言で停止している。Jリーグは既にシーズンがスタートし、徳島ヴォルティスではスペイン人のポヤトス監督のほか、アルゼンチン出身のMFバトッキオとブラジル出身のDFカカが来日できない状況が続いていた。

 入国できていない外国人選手や指導者は、26日に開幕を控えるプロ野球とJリーグを合わせて100人前後に上る。