徳島ヴォルティスが新たに建設したクラブハウス=板野町の徳島スポーツビレッジ

 J1徳島ヴォルティスは、練習拠点の徳島スポーツビレッジ(板野町)に新たなクラブハウスを建設した。チームスタッフやフロント職員の増加に伴い、現施設が手狭になったため事務所を移転するほか、要望の強かった選手向けの食堂も設けた。4月から使用する。

 新しいクラブハウスは現施設南側の駐車場などの敷地を活用して昨年5月に着工し、木造2階建て延べ998平方メートル。県産スギをふんだんに使い、柱材だけを組み合わせて2階の床や屋根を造る「重ね梁(ばり)」工法を採用している。

 1階は事務所のほか、強化部スタッフ3人の専用室を設けた。2階の食堂では管理栄養士が献立を考え、選手らに作りたての昼食を提供する。

 Jリーグ参入初年度の2005年度のチームスタッフは7人だったが、現在は18人に増加。スタッフルームに入りきれなくなり、2年前からはもう一部屋増やしていた。当初約10人だったフロント職員が約30人に増えたこともあり、クラブハウスの建設を決めた。

 既存のクラブハウスは改装し、トレーニングルームを従来の1・8倍に広げた。既に選手が利用している。岸田一宏社長は「選手やチームスタッフ、職員が働きやすい環境を整え、クラブの成長につなげたい」と話している。