徳島県庁

 県の2020年度の包括外部監査結果報告書が18日、外部監査人の堀井秀知弁護士から飯泉嘉門知事に提出された。県が運営するホームページ(HP)や会員制交流サイト(SNS)の全体像を把握できていないのを問題視。リンク切れの多さや目の不自由な人が利用しにくい掲載方法を早急に改善するよう求めた。

 昨年6月以降の県の情報発信やオープンデータの活用状況について検証。6件の指摘、49件の意見を付けた。

 報告書では、インターネットを使った広報戦略が定まっていないためにHPやSNSが乱立し、利用者が求める情報がどこにあるのか分かりにくくなっていると指摘。早急に全容を把握し、専門部署を設けるか外部の助言を受ける態勢を整えるよう促した。

 県HPの総ページ数は約10万ページで、このうち2899件がリンク切れだった。県警本部や特産品・アンテナショップなど重要なページにつながらない例もあった。リンク切れを自動的に発見して担当課に知らせるシステムの構築や、職員研修の実施を求めた。

 目の不自由な人向けの音声読み上げ機能が利用できないPDFファイルに頼った運営も問題視。県の予算や審議会の資料などはダウンロードしなくても内容が理解できるよう、HPに概要を記載するよう促した。