救命ボートなどを備えた水難救助車=徳島市庄町1の市西消防署

 徳島市消防局は、水難事故や水害の際に迅速な救助を行うため、救命ボートなどを備えた水難救助車を初めて配備した。22日から運用する。

 全長約6・6メートル、幅約2・2メートル、高さ約3・6メートルで定員5人。車体上部に乗せた救命ボートはスムーズに下ろせる仕組みで、船外機を取り付ける作業も含め、現場到着から数分で運用できる。車内には潜水に必要なボンベやドライスーツ、水中トランシーバーなどがある。車両費は4565万円(資機材費含む)。

 これまで水難事故などの際はレスキュー車に加え、専用の資機材を載せた支援車が出動。現場到着後にボートを膨らませる必要があったほか、隊員が手こぎで救助に向かっていた。

 救助車は徳島市庄町1の西消防署に常駐し、市内各地に出向く。消防局は「大雨による冠水時の救助にも活用できる。これまで以上に迅速な救難活動に努め、安全安心を守っていく」としている。