記者会見を行う飯泉嘉門県知事=24日午後4時半ごろ

 徳島県は24日、20~60代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち鳴門市の30代女性と60代男性は「南海病院」(同市)に勤める医療従事者。病院は当面、外来診療と入院の受け入れを停止する。県は2人の同僚や入院患者ら計198人にPCR検査を実施する。

 他に感染が確認されたのは、徳島市の60代男性会社員と、いずれも鳴門市の60代女性会社員、50代女性パート従業員、20代女性会社員。60代女性は23日にクラスター(感染者集団)の発生が認定された会社に勤めている。50代女性と20代女性は、22日に感染が分かった同社の50代男性会社員の妻と娘。会社と家庭にまたがるクラスターの規模は10人となった。

 臨時会見した飯泉嘉門知事は、この会社で陽性となった社員6人が1台のパソコンを共有して使っていたと指摘。接触感染した可能性があるとした上で「キーボードは消毒しづらい。パソコンの共有はなるべく避けてほしい」と呼び掛けた。

 60代男性会社員は12日から東京で勤務し、22日に帰県。19日から発熱などの症状があった。

 6人は軽症か無症状。県内の感染者は累計479人となった。