徳島南部自動車道に整備された津波避難施設=徳島市川内町旭野

 徳島市が川内町旭野地区で、徳島南部自動車道ののり面に整備を進めていた津波避難施設2カ所が完成し、市内の「津波避難困難地域」は全て解消された。

 上り線側ののり面に盛り土をして、県が予測する津波浸水深より2~3メートル高い海抜約5・9メートルの場所に設けた。計250平方メートルに500人を収容できる。

 普段は入り口の扉を施錠しているが、震度5強以上の揺れを感知すると鍵の保管庫が自動で開錠される。スロープと階段を備え、夜間でも安全に避難できるように地面や手すりに蛍光塗装を施して光るようにしたり、LED照明を設けたりした。

 事業費は1億7236万円。31日に西日本高速道路から市に引き渡される。

 市では4月以降、地域の自主防災組織や町内会を対象に津波避難訓練を兼ねた現地説明会を開く。