江崎鉄磨消費者行政担当相は4日、就任後初めて消費者庁の職員に訓示した。「消費者行政の発展・創造の拠点となることを目指して徳島県に設けられた消費者行政新未来創造オフィスでの取り組みを着実に進めてほしい」と呼び掛け、早期のオフィス訪問にも意欲を示した。
消費者庁の会議室で行われたあいさつ式には職員約150人が参加。江崎氏は「国民一人一人の安全で安心な暮らしの確保に貢献できる消費者行政の実現に向け、皆さんと力を合わせて取り組んでいく」と抱負を述べた。
前担当相の松本純氏もあいさつし「消費者・生活者の視点に立って考えるべき課題は至る所にある。面白いこと、新しいことにチャレンジしてください」とエールを送った。
あいさつ式の前には新旧担当相による事務の引き継ぎ式が行われた。