開花した標本木のソメイヨシノ=25日午前10時半ごろ、徳島市の徳島地方気象台

 徳島地方気象台は25日、徳島市大和町2の敷地内にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花したと発表した。平年より3日、昨年より2日早いものの、西日本の県庁所在地では最も遅い。満開は4月1日ごろの見通し。

 午前8時半ごろ、標本木で開花の基準となる5、6輪が咲いているのを職員が確認した。

 気象台によると、1月中旬以降は暖かい日が多かったため、開花がやや早まった。一方で、高松、松山、高知の3市と比べると10日遅く、東京都心や福岡市では満開を迎えている。

 徳島地方気象台の標本木は2016年に若い木に変更された。藤野継夫(ひでお)調査官は「標本木が育つ環境の違いとしか考えられない。結果的に平年より開花は早いので、徳島だけ遅いという表現が適切かどうかは分からない」と話した。