4月2日開催の徳島公演をPRする林部さん(提供写真)

 ヒット曲「あいたい」で知られる歌手林部智史さんが、童謡や唱歌などの叙情歌を歌い継ぐ活動に取り組んでいる。4月2日にはこの一環となるツアー「三十歳の旅立ち~叙情歌を道づれに」の公演を徳島市で行う。PRのため徳島新聞社を訪れた林部さんが、叙情歌の魅力や公演の見どころを語ってくれた。

 林部さんが叙情歌を歌い始めたきっかけは、2017年末に東京・銀座の観世能楽堂で行ったコンサートだった。「歴史ある舞台に合わせて童謡や唱歌を選んで歌ったことで、郷愁を誘う楽曲と自分の歌声の相性の良さに気付いた」

 19年3月発売のアルバム「琴線歌」には「荒城の月」「夏の思い出」といった春と夏の童謡や唱歌を中心に収録。好評を受けて同年11月に出した第2弾「琴線歌 其の二」には「赤とんぼ」「冬景色」など秋と冬の曲を収めた。

 今回のツアーは、昨年1~5月に予定されていた16都道府県を回るツアーのうち、新型コロナウイルス禍で延期になった8道府県の振り替え公演で、約100曲に上るレパートリーの中から季節や土地柄に合わせて選んだ約15曲をピアノ演奏にのせて歌う。

 林部さんは「日本人の心の古里ともいえる叙情歌を大切に歌い継いでいきたい」と抱負を述べ「誰もが知っている名曲をたくさん披露するので、徳島の皆さんにも足を運んでもらえれば」と呼び掛けた。

 徳島公演はあわぎんホールで午後3時開演。前売り券は全席指定6千円で、主要プレイガイドで販売している。