徳島労働局は25日、2月末時点の県内高校生の就職内定率が、過去10年で2番目に高い97・6%だったと発表した。採用選考は新型コロナウイルスの影響で1カ月遅れて始まったものの、前年同期を0・3ポイント上回った。大学生の内定率も84・6%で3番目の高さとなった。人手不足を背景に、コロナ禍でも新卒者の積極採用が続いている。

 労働局によると、高校生の就職希望者1135人(前年同期1356人)のうち、1108人(1319人)が内定を得た。採用選考開始からの期間が同程度となる昨年1月末時点の93・5%を4・1ポイント上回り、過去10年で最高となった。

 県内での就職希望者は全体の76・8%に当たる872人(1013人)で、内定者は76・5%の848人(978人)。県内ハローワークが受け付けた求人数は2147人(2489人)だった。県内就職希望者の求人倍率は2・34倍で、前年同期を0・01ポイント上回った。

 大学生は徳島、鳴門教育、徳島文理、四国の4大学の就職希望者1976人(1924人)のうち、1671人(1658人)が内定した。内定率は過去10年で最高だった前年同期の86・2%を1・6ポイント下回った。

 企業から4大学に寄せられた求人数は39万8289人(47万6789人)で、前年同期から16・5%減少した。このうち県内企業は3321人(5158人)で、35・6%減となった。