里山に彩りを添えるサトザクラ=美馬市穴吹町

 美馬市穴吹町口山の標高約450メートルほどの山の斜面で、ヤマザクラ系のサトザクラやシダレザクラがピンクや白の花を咲かせ、周囲の緑とともに色彩を放っている。

 穴吹川に沿って国道492号を木屋平方面に向かう。農免道路を10キロほど走ると、世界農業遺産に認定された「にし阿波の傾斜地農耕システム」を取り入れている地域の一つ、渕名地区へ。斜度40度の斜面にある耕作畑が残り、付近で咲くサトザクラが里山に彩りを添えている。

 農家レストラン風和里(ふわり)を運営する大竹一さん(69)は「晴れた日に吉野川方面を見ると淡路島まで見通すことができ、桜と一緒に絶景が楽しめます」と胸を張った。