球団初のリーグ3連覇を目指す徳島=むつみスタジアム

 四国アイランドリーグplus(IL)は27日、熱戦の幕を開ける。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で1シーズン制で争った昨季と異なり、2年ぶりに前・後期制を採用。各球団がそれぞれで優勝を争い、頂点に立った2チームが年間総合優勝を懸けてぶつかる。高知とのホーム開幕戦でスタートを切る徳島は今季、有望な新人23人を加えて戦力を増強、球団初のリーグ3連覇へ闘志を燃やしている。

 昨季はリーグV2を果たしたものの、得点力不足に悩まされた経験から打撃力や走力のある新戦力を充実させた。投手陣もベテラン、新人がともに開幕に照準を合わせて仕上げており、2年目の吉田監督は「昨季と遜色のない布陣」と自信をのぞかせ、総合力で3連覇に挑む。

 ここ一番の勝負強さが光る佐藤、長打力のある吉村が中軸を担い、広角に打ち分ける伊藤、チーム一の俊足を誇る村川がチャンスをつくる。武岡、坪井らも流れを変える一発を秘める。

 先発陣は楢崎が柱。最速152キロの速球に加え、スプリットなど変化球も多彩。直球で押す白川はゲームをつくる能力が高く、勝田、大木の両左腕、身体能力の高い中山も先発ローテーション入りを狙う。昨季13セーブを挙げた守護神・亀山、前阪神の福永で「勝利の方程式」を描く。

 守りは遊撃の佐藤と中堅の伊藤を中心に大きな穴は見当たらない。強肩の小山、丹治の捕手陣がいかに各投手の良さを引き出すか。対外試合をこなしながら激しい定位置争いを続けている。