臨時記者会見をする飯泉徳島県知事=29日午後5時ごろ、県庁

 徳島県は29日、10~80代の男女9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち4人は徳島大の学生。県は、27日に感染が分かった徳島大生1人と県外の大学の学生1人を合わせた計6人のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。クラスターは県内で14例目。

 県によると、新たに感染が分かった徳島大生は10代男女3人と20代男性1人。27日に感染が分かった徳島大の20代男子学生と共に22日、徳島市内の飲食店を3軒訪れた。県はこの飲み会で感染が広がったとみている。27日に感染が確認された、県外の大学に通う20代女子学生は20代男子学生の友人。

 徳島大は29日、常三島と蔵本の両キャンパスを立ち入り禁止とした。徳島大では昨年10月にも、飲み会に関連して14人規模のクラスターが発生している。

 南海病院(鳴門市)と鳴門山上病院(同市)にまたがるクラスターの関連では、南海病院に入院する80代と60代の女性患者2人、50代女性職員1人、鳴門山上病院の80代男性患者1人の計4人が陽性と分かった。残る1人はクラスターが発生した会社の40代男性社員。クラスターの規模は両病院関連が計26人、会社関連が計16人となった。

 9人は全員、軽症か無症状という。県内の感染者は累計526人となった。