JA東とくしまは4月から週1回、産直市「みはらしの丘あいさい広場」(徳島県小松島市)で売れ残った県産農作物を大阪府の子ども食堂に提供する。食品ロスを減らし、徳島の食材をアピールするのが狙い。高速バスに県産品を載せて走る「貨客混載」事業の第1弾として、海部観光(阿南市)が低料金で運ぶ。

 提供するのは野菜や果物。売れ残って生産者の引き取りがない場合、NPO法人フードバンクとくしま(徳島市)に週1回提供しているが、それでも廃棄処分されるケースがある。

 海部観光は、高速バスのトランクの空きスペースを活用して県産品を輸送する。初回は3日午後に阿南営業所を出発する大阪線に積み込み、府全域の子ども食堂を支援する一般社団法人「こどもの居場所サポートおおさか」になんば停留所で引き渡す。

 4月から大阪市西成区長に再起用される元那賀川町長の臣永正廣さん(66)=阿南市那賀川町色ケ島、自営業=が「こどもの居場所サポートおおさか」の活動に携わっており、両者に協力を求めた。

 臣永さんは「人と人のつながりのおかげ。賛同者のネットワークを広げ、徳島の魅力をより発信できれば」と話す。