薪ストーブの上でバーベキューしながら、下に取りつけた窯でピザも焼ける。

 大自然と一体化するような開放感。そこには時間を気にせず過ごす自由があり、何もしない贅沢がある。こだわりのギアでキャンプサイトを作る楽しみや焚き火を囲む非日常なひととき。外遊びを謳歌するキャンパーたちをクローズアップ。

喜多谷機工の喜多谷伸次さん(46・鳴門市出身)

 製缶、各種配管工事、ステンレス加工、橋梁の補修工事などを行う喜多谷さん。自転車とキャンプが趣味で、ゆったりと過ごせる休日には、一人用テントや小型で軽量の焚き火台、アルコールストーブを自転車に積んでソロキャンプへ出かける。数年前からは、オリジナルのキャンプギアや自転車のフレームも製作するようになった。

 「市販されていないもので、こんなギアがあったらいいのになぁっていうものを手作りしています。これは、県外で暮らす孫が帰省したときにバーベキューしようと思って作ったんです」と新作の薪ストーブ・YURAを見せてくれた。

 黒色の耐熱塗装を施した、スタイリッシュなデザイン。本体は薪の投入口側と煙突側の四角い2つのパーツからなる。足が折りたため、重ねて収納できる仕組みで、煙突は分解して本体に収納できる。

 こだわったのは持ち運びのしやすさだけではない。ストーブとしてはもちろん、天板でお湯を沸かすことや、バーベキューも楽しめる。本体の下にはピザ窯を取りつけてあり、ピザまで焼けてしまうすぐれものだ。

 昨年末、まだ世の中にない新しい商品やサービスを取り扱うサイトでYURAを発表したところ、34人から注文が入った。購入者の応援コメントには、「薪ストーブを探しているなかで価格とデザイン、機能性のバランスがベストだと思った」「庭にピザ窯を作ろうかと迷っていましたが、興味深い商品を発見できました」などの声が寄せられた。

 冬キャンプはもちろん、まだ寒さ対策が必要な春キャンプにも役立つアイテム。女性でも簡単に組み立てられるので、庭でピザパーティというのも一興だ。

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喜多谷機工

088-691-5669