2連勝と連戦の白星スタートを目指して練習に取り組む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J1で12位につけている徳島ヴォルティスは4日午後2時から、静岡市のIAIスタジアム日本平で9位の清水と対戦する。日本代表戦が行われた影響で2週間ぶりのリーグ戦。徳島にとっては6月19日に予定されていた第18節(対C大阪)が4月14日に組み入れられたことで今節から過酷な11連戦が始まる。その出だしとなる上位とのアウェー戦。前節のホーム戦で初勝利を挙げ、手応えを形にした選手たちは2連勝を飾り、自信と勢いをさらに膨らませる。

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 3月27日のルヴァン・カップ第2節の後、2日間のオフを挟んだこともあり、2日、板野町のスポーツビレッジに集まった選手たちは、はつらつとした表情でトレーニングに取り組んだ。足のけがで別調整が続いていたMF西谷が今週からチームに本格合流。昨季、フル出場して昇格に貢献したドリブラーの復帰でピッチは活気づいている。

 昨季16位からの浮上を期す清水はここまで2勝2分け2敗(勝ち点8)。昨季までC大阪で堅守を構築したスペイン人のロティーナ監督を招き、2年連続リーグ最多失点の守備の改善に取り組んでいる。徳島の岩尾主将は「複数の形で守備をしてくる印象。その仕方もプレスに来るのか、ブロックを敷くのかかなり変則的。自分たちがどう形を変えて相手の嫌がるポジショニングを取ったり、形をつくったりできるのかが大事になってくる」と分析する。

 清水の攻撃陣は昨季チーム最多10得点のカルリーニョスジュニオに加え、新顔のチアゴサンタナ、昨季J2得点ランク2位のディサロら顔触れは多彩。徳島のDF福岡はチアゴサンタナについて「足元もあるし、裏抜けもある。裏を取られた場合はセンターバックが互いにうまくカバーしないと」と警戒する。

 3月30日にポヤトス監督が入国を果たし、待機期間を経て合流まであと10日余り。1日にオンラインで監督に現場の雰囲気などを伝えた岩尾主将は「組織に新たに人が入ってくると風向きが変わることもあり、良いことばかりではないかもしれない」と冷静に受け止め「監督自身も初めて日本人を相手にすることに一定の不安もあるようなので、協力し合って良いチームをつくっていく」と責任感をにじませた。

 徳島はここまで1勝2分け3敗(同5)。