人口わずか1300人の小さな山間の町ながら、ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)政策を掲げてごみの13種類45分別を徹底するなどサステナブル(持続可能)な取り組みで全国にその名を知られる徳島県上勝町。今回のプロジェクトは、この上勝で栽培され、生産量の少なさから「幻の果実」と呼ばれる柚香を使った商品開発の可能性を探るため、原と和田が昨年10月に町を訪れたことから始まりました。

 2人は川や山、道など町全体の自然環境の美しさに感銘を受け、ゼロ・ウェイストという目標に対して住民が一致団結して懸命に取り組む姿を目の当たりにしてその思いに共感しました。さらに、原の高校時代の友人が営む柚香畑で体験した収穫作業を通して、地方の農家が離農や高齢化による後継者不足、耕作放棄地の拡大などさまざまな課題を抱えている現状を知ったのです。

 以前からルーツである徳島に恩返しをしたいと思っていた2人は、農家が直面するこうした課題の解決に少しでもつながるアクションを起こすとともに、味がおいしいだけでなく、果汁に含まれる成分に抗菌性や保湿成分、リラックス効果があるとされる柚香の素晴らしさをもっと多くの人に知ってほしいとの思いから、商品開発プロジェクトを始動することを決めました。

徳島県上勝町で特産の柚香の収穫を体験したMelliaの原由記さん(写真最後列右)と和田由紀さん(同左)=昨年10月

 今回のプロジェクトでは、徳島の人々の生活になじんでいる柚香を「デリケートゾーンケア」という全く新しい形で商品展開することで、サステナブルなビジネスモデルを構築すると同時に地域創生も図るというビジョンを掲げています。この画期的な商品は、原料の生産から加工、販売などに携わる多くの方々のさまざまな思いが掛け合わさって作り上げられるものです。

 農家の方々には、ビジネスという形で新たな取り組みの機会をお届けし、商品開発や製造に携わっていただく皆さまには、まず柚香という素材を知っていただく。そして購入してくださる皆さまには、開発までのストーリーやこの商品にかけるさまざまな人々の思いを知っていただいた上で、自分と向き合うセルフケアの時間の中でリラックスできる一時をお届けできたらと思っています。

 町中の人々が一丸となって美しい自然環境を守っているからこそ生産できる、みずみずしく爽やかで、香り高い柚香。Melliaはこの商品に関わる全ての方々が幸せになれる、そんな商品を作っていきます。(小池彩乃・Mellia PR)