感染者について説明する飯泉嘉門知事=4日午後4時40分ごろ、徳島県庁

 徳島県は4日、新型コロナウイルスに20~80代以上の男女14人が感染したと発表した。このうち80代以上の感染者1人は、死亡後に陽性が確認されたことも公表した。県内で感染者の死亡例は3月11日以来で、死後に感染が判明したのは県内で2例目。県内の感染者は累計586人、死者は累計19人となった。県職員の送別会関連では新たに2人の感染が分かった。

 県によると、80代以上の感染者は、入院していた県内の医療機関で3日に亡くなった後、医師の判断で検査した。県は、性別や基礎疾患の有無、死因を公表していない。

 県職員関連で新たに感染したのは、送別会に参加した徳島市の30代女性県職員の夫で40代男性県職員と、会の主催者で同市の40代男性会社員の濃厚接触者だった石井町の40代男性会社員の2人。クラスター(感染者集団)の規模は11人となった。

 クラスターが発生した南海病院(鳴門市)の関連でも、病院の職員で鳴門市の40代女性と、鳴門山上病院(同)の入院患者で60代と70代の女性2人がそれぞれ感染し、クラスターの規模は43人となった。県は南海病院の要請を受け、5日から徳島災害派遣精神医療チーム(DPAT)の看護師を2人ずつ5日交代で派遣する。

 また、県が3日に認定した会社クラスターの関連では、徳島市の40代男性会社員1人が感染し、クラスターの規模は6人となった。このほか▽いずれも徳島市の大学生で20代男性3人と20代女性1人▽同市の30代無職男性▽同市の60代男性パート従業員▽同市の70代無職男性-の感染が判明した。