サッカー元日本代表でJ1北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手が23日、徳島市の徳島市立高校を訪れ、サッカー部員52人を指導した。
スポーツに励む高校生をトップアスリートが指導する「エールキャラバン」(大塚製薬主催)の一環。小野選手は部員同士のミニゲームを見た後、気付いた点を指摘。「相手が受け取りやすいパスを出せば次のプレーにつながる。もっと精度を高める意識を持って臨めば、もっとうまくなれる」と激励した。
関英輝主将(18)=3年=は「明確な意図を持ってプレーする大切さを学んだ。一人一人が教えを意識して練習し、技術を高めたい」と話した。
指導に先立ち、体育館で講演。サッカーにささげた半生を語り、全校生徒約920人が聞いた。