校舎や外構が完成した鳴門市第一中=鳴門市撫養町南浜

 老朽化に伴い2014年度から改築を進めていた徳島県鳴門市第一中学校の新校舎や門などが完成し7日、総合落成式が行われた。

 新校舎は鉄筋コンクリート4階建て延べ9974平方メートル。青を基調とした外観に、渦潮をイメージしたらせん階段を備えた鳴門らしいデザインとなっている。

 学校間や地域と交流が図れるよう1、3階に多目的スペースを配置。屋外の授業に使えるテラスも設けた。地域住民の避難所としての機能も備え、震度5弱以上の揺れを感知すると自動で解錠される鍵ボックスを校舎玄関に設置。校舎内から屋上に避難できるようにしているほか、太陽光発電装置や備蓄庫なども構えた。

 教育への影響を減らすため、旧校舎を順次取り壊しながら新校舎を建築する工法を採用。14年6月に校舎解体工事に着手し、3期に分けて新校舎の建設を進め、21年3月に門や駐車場などの整備を終えた。総工費は35億8千万円。

 落成式には教職員や生徒ら約90人が出席し、泉理彦市長らのテープカットで完成を祝った。3年生で生徒会長の岩朝陽生(はるき)さん(15)が「大切に使い、後輩に引き継いでいきたい」とお礼を述べた。