改修し、展示内容を一新する日和佐うみがめ博物館カレッタ=美波町日和佐浦

 美波町は、老朽化している日和佐うみがめ博物館カレッタ(日和佐浦)を改修し、ウミガメ保護の歴史を伝える展示内容に一新する。専門家や博物館関係者の意見を参考にして2021年度に設計し、22年度に着工。24年度末に完成させる。

 博物館は1985年7月にオープン。約2177平方メートルの敷地に鉄骨2階建て延べ約857平方メートルの本館と、鉄骨平屋約73平方メートルの飼育棟がある。

 これまでに飼育棟や飼育プールを修繕したり、成長段階に応じて子ガメを観察できる水槽を設けたりしてきたが、最後の改修から20年余りたっている。

 雨漏りの補修などの改修に合わせて展示を一新する。内容は検討中だが、外国人観光客に合わせた多言語化、カメにとって快適なプールになるような広さや形の変更が挙がっている。

 保護したカメを飼育しているバックヤードの見学や、オンラインでのウミガメ学習会などを企画。利便性向上や新型コロナウイルス感染拡大防止のため、キャッシュレス決済の導入も検討する。

 21年度中に設計を行い、22年度から工事に取り掛かる。改修中の営業は未定。

 概算事業費は5億円。21年度一般会計当初予算に、展示計画委託料1224万円など関連費6207万円を計上している。