徳島県内で運用が始まった可搬式オービス=徳島市下助任町1の助任小学校前

 徳島県警は8日、可搬式の速度違反取り締まり装置(オービス)の運用を県内の公道で始めた。場所を選ばず取り締まりが可能となり、狭い通学路などでの交通事故防止につなげる。

 装置は高さ1・6メートル、重さ15キロ。三脚の上に積まれた機器が速度違反の車両を自動的に撮影する。県警はその画像を基に後日、ドライバーを署に呼び出す。

 速度違反の取り締まりは違反車両を停車させるスペースが必要で、実施場所が限られていた。装置を導入したことで、狭い道でも取り締まりが可能になった。

 8日は始業式が行われる小学校の登校時間に合わせ、徳島市下助任町の助任小北側の市道(制限速度30キロ)で午前7時から約1時間、装置を使い、1件摘発した。

 県警交通指導課の兼市望次長は「県民から取り締まりの要望があっても、スペースがなく困難なケースもあった。今後は要望に対応できるようになる」と話した。