12日、県内は悪天候の予報でほとんどの渡船が出船を見合わせた。日増しに涼しくなって秋磯のシーズンとなり、釣り具の点検を始める時期だ。救命具や磯靴のチェックも忘れず安全に楽しみたい。

 [磯]<宍喰>11日、12時前後から南西の風が強く吹き出し、波も次第に高くなって湾内の風裏でしか釣りにならなかった。水温27度。前磯側でガンガゼを餌に2人が底物仕掛けで31~40センチのイシガキダイ3匹。

 [イカダ]<ウチノ海>11日、小鳴門海峡は南の風が強く波もあり、アタリが取りにくく釣りづらい一日。コーンとサナギを餌に24~35センチのチヌ8匹。魚の活性は高かったので天候が収まれば期待できそうだ。

 [波止]<津田沖ノ一文字>11日、南東の風が12時ごろから南に変わり次第に強くなった。波も高くなり、場所によっては波止を越えていた。全員がコーナー周辺の内向きでサオを出し、沖アミを餌にフカセ仕掛けで48センチのチヌ1匹。サビキ仕掛けにウキを付けてマルアジ狙いは25~30センチを、12時までに4人が8匹。14時までの2人が4匹。16時まで釣った2人は22匹。

 [友釣り]<海部川>12日、夜に降った雨の影響で釣りにならなかった。11日は神野周辺で9時半から5時間半で13~20センチのアユ37匹。同所で10時半から4時間半で同型を28匹。

 [ルアー]<牟岐沖>10日、自家用船で同町の谷本さんが銀色と夜光黄色のしま模様のメタルジグ120グラムで30~60センチのマダイ、30~50センチの本ガツオ、30センチ前後のツバスを各5匹、40センチ前後のオオモンハタ2匹。(県釣連盟報道部)