臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=10日午後5時ごろ、徳島県庁

 徳島県が10日発表した新型コロナウイルスの感染者21人のうち、鳴門市の南海病院と鳴門山上病院にまたがるクラスター(感染者集団)関連で、鳴門山上病院に入院する80代女性の感染が判明した。クラスターの規模は50人となり、徳島市の有料老人ホーム「クレア城南」関連と並んで過去最大となった。

 県職員関連クラスターでは、徳島市の30代男性会社員の感染を新たに確認。男性は6日に感染が分かった30代男性会社員の友人で、8日から発熱などの症状があった。クラスターの規模は計19人となった。

 藍住町の40代女性団体職員は、8日に感染が判明した同町の40代男性会社員と同居する姉。吉野川市の70代男性は中等症で、酸素吸入を受けている。5日からせきなどの症状があった。

 県立中央病院関連以外ではこのほか、徳島、鳴門、小松島、藍住各市町の20~80代の男女15人が陽性となった。いずれも軽症か無症状。
 1日当たりの感染者数21人は過去3番目に多い。県内の感染者は累計677人となった。