春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ、徳島県内各地で啓発イベントが行われ、警察署員やボランティアらが事故撲滅を訴えた。

 徳島市 自転車の点灯早めに

 ヤマト運輸徳島蔵本支店(国府町)の配送員は、荷物を届ける際に交通安全を訴えるキャンペーンを行っている。徳島名西署で2日に出発式があり、配送員や署員15人が出席した。配送員2人が日浦茂樹署長から荷物と一緒に各戸へ届ける啓発チラシを受け取り、配送車で出発した。15日までに千部を配る。

自転車に乗った若者に反射材などを配る徳島中央地域交通安全活動推進委員=徳島市福島2

 徳島中央署員やボランティアら約150人は6日、徳島本町交差点から南に約400メートルにわたって国道西側歩道に並び「人の波」を作った。「守ろう!交通マナー」「ありがとうマナー運転」などと書かれたのぼりやハンドプレートを掲げ、ドライバーらに注意を促した。

 徳島中央地域交通安全活動推進委員ら20人は7日、福島2の県道で、自転車の早めのライト点灯などを呼び掛けた。近くの県道では3月25日に自転車に乗った高齢男性が軽乗用車にはねられる事故が起きており、参加者は自転車に乗った人に声を掛け、ハンドルに取り付ける小型ライトと、手首に着ける反射材を配った。

 鳴門市 のぼり掲げ「ベルト着用」

 市交通安全協会と鳴門署は6日、ベートーベンの交響曲「第九」アジア初演の地であることにちなみ、上空から見ると数字の「9」になる人の波をつくってドライバーらに注意を促した。

数字の「9」を描くように並んで安全運転を訴える参加者=鳴門市撫養町

 署、協会、市老人クラブ連合会など9団体の約380人が参加。市役所を起点に約3・7キロにわたって「9」を描くように道路沿いに並んだ。新型コロナウイルス感染予防のため10メートルほどの間隔を取り「全席シートベルト着用」「ライト点灯は早めに」などと書かれたのぼりやハンドプレートを掲げた。

 板野町 反射タスキを配布

 徳島板野署員や板野交通安全協会会員ら約20人が10日、オープンしたばかりの「道の駅いたの」で、利用者に啓発グッズを配った。

買い物客に交通安全を呼び掛ける徳島板野署員ら=板野町川端の道の駅いたの

 「交通ルールを守って」などと呼び掛け、反射タスキや反射マスク、自転車に乗る際の注意点を書いたチラシなどのセットを手渡した。パトカーや白バイの展示もあった。

 徳島板野署の伏谷啓交通課長は「町内外から人が集まる道の駅周辺は交通量が多い。交通安全に気を付けてほしい」と話した。

 阿波市 「安全運転してね」

 市交通安全母の会連合会と阿波吉野川署は5日、阿波町南柴生の伊沢認定こども園をチャイルドシート着用モデル園に指定した。連合会の篠原えり子会長が園を訪れ、百有子園長に「子どもの命を守るのはあなたです」などと書かれた看板(縦約40センチ、横約85センチ)を手渡した。保護者に見えるよう園のフェンスに設置し、着用を促す。市内での指定は6園目。

ドライバー(右)に安全運転を呼び掛ける園児=阿波市市場町の阿波交番

 市場町の市場かもめこども園の5歳児33人は7日、同署阿波交番前でキャンペーン。地域の交通安全協会員や署員らと、事故に遭わないためのポイントが書かれたチラシやウエットティッシュなど150セットを配った。園児は「気をつけて運転してね」と声を掛けた。園児(5)は「危ないからルールを守って運転してほしい」と話した。

 東みよし町 飲酒運転根絶願いチラシ

 三好署員や町交通安全協会会員ら約50人が6日、町内の量販店やコンビニなど5カ所で買い物客に事故防止を呼び掛けた。

買い物客に啓発チラシを渡す東みよし町交通安全協会の会員(左)=同町加茂のマルナカ三加茂店

 飲酒運転根絶などと記した啓発チラシと笛付きの携帯用LED計500セットを配布。加茂の「マルナカ三加茂店」では、会員ら20人が「安全に気を付けて」と声を掛けながら約200人に手渡した。

 美馬市 園児、マナーを学ぶ

 美馬署などは7日、脇町保育所に交通安全の横断幕を設置し、園児33人に横断歩道の渡り方や交通マナーを伝えた。

フェンスに横断幕を付ける園児ら=脇町保育所

 署員やボランティアら5人が保育所を訪問。「通学路注意」などと書かれた横断幕(縦20センチ、横50センチ)を保育所に贈り、道路脇のフェンスに取り付けた。署員が「横断歩道を渡るときはどうするのかな」と問い掛けると、園児は元気よく「手を挙げる」「右と左を見る」などと答えた。園児(4)は「車や自転車に気を付けて、ママと手をつないで渡ります」と話した。

 横断幕は30枚作り、管内の幼稚園や小学校などに順次配布する。