新型コロナウイルスの感染が拡大しているのを受け、徳島県は12日正午、県民に警戒を促す「とくしまアラート」を「感染拡大注意漸増」へ2段階引き上げる。県内では初めて、飲食店に営業時間の短縮を要請する。

 12日午前に開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決めた。飯泉嘉門知事は時短営業に応じた飲食店に対し、1日当たり3~5万円の協力金を支給すると説明。「感染拡大は新たなフェーズを迎えている。飲食店での感染が拡大するのを今のうちに抑えなければならない」と述べた。

 直近1週間の新規感染者数が11日には6日連続で過去最高を更新し、変異株も急増するなど県内では感染が広がりつつある。同日には、飲食店5店舗に関連し、11人が感染するクラスター(感染者集団)も発生が認定されている。

 とくしまアラートの「感染拡大注意漸増」は、政府の感染症対策分科会が示す「ステージ2」に該当する。