ホテルグランドパレスが手掛けたビーガン向けの洋風弁当(手前)と和風弁当

 ホテルグランドパレス(徳島市)が、卵や乳製品など動物性食品を口にしない「ビーガン」(完全菜食主義者)向けの弁当4種類を販売する。新型コロナウイルスの影響で宿泊客が減る中、多様な要望に応えることで新規顧客を開拓しようと開発した。

 和風と洋風を各2種類用意した。和風は昆布やシイタケのだしを使い、高級感のある上品な味わいに仕上げた。洋風は大豆ミートや豆乳で作られたチーズ風味の食材を取り入れたメニューで、食べ応え十分。スパイシーな味付けやトマト風味などがいろいろ楽しめる。いずれも卵や乳製品、動物性タンパク質、動物性脂肪、魚介だしは使っていない。

 岡本真一郎社長が昨年出席した食の多様性を学ぶ研究会で、ビーガンやベジタリアンの人口が世界的に増えて大きな市場となっていることなどを知り、弁当を企画した。岡本社長は「食事制限がある海外の方へのおもてなしに活用してもらうだけでなく、美容と健康を意識する人にも気軽に味わってほしい」と話した。

 価格は2700円と3780円。5日前までに予約が必要。問い合わせはグランドパレス、電話088(626)1111。