13日、香港で記者会見する林鄭月娥行政長官(AP=共同)

 【香港共同】香港政府の林鄭月娥行政長官は13日、選挙制度見直しのための関連条例改正案を発表した。改正案によると、投票棄権や白票、無効票の投票を扇動する行為は違法となり、最高刑は禁錮3年。制度見直し後は、民主派出馬が困難となる見通しで、政府は、白票などによる抗議の意思表明を恐れているとみられる。

 香港政府は、市民の投票の自由まで制限するのではなく、規制対象は集団行動の扇動だと説明しているが、香港市民に自由な抗議を許さない中国の習近平指導部の強硬姿勢を示していると言えそうだ。

 政府は14日、関連条例改正案を立法会(議会)に提出し、5月末までの成立を目指す。