徳島県が13日発表した新型コロナウイルス患者の病床使用率が61%となり、初めて6割を超えた。入院患者と宿泊療養者の合計は過去最多の183人に上る。70代と、80代以上の感染者2人が12日に亡くなり、県内の死者は24人となった。

 県は軽症や無症状の感染者も病院に入院させ、症状が落ち着いた後に宿泊療養施設に移す措置をとっている。飯泉嘉門知事は「無症状や軽症の人は、医師の判断で宿泊療養施設に入ってもらうのも可能」とし、受け入れ体制は逼迫(ひっぱく)していないとの認識を示した。

 この日発表した感染者23人は、いずれも軽症か無症状。県立中央病院の入院患者3人のほか、県職員に関連するクラスター(感染者集団)で新たに徳島市の50代自営業男性の感染が判明した。送別会を主催した会社員の同僚で、クラスターの規模は20人になった。

 徳島市の飲食店5店にまたがる関連クラスターでは、利用客で北島町の70代男性会社員の感染を新たに確認した。クラスターの規模は13人になった。

 県内の感染者は累計736人となっている。