跳びはねながら遡上する稚アユ=阿南市上大野町の那賀川

 徳島県阿南市の那賀川でアユの遡上(そじょう)が本格化し、水面に銀鱗(ぎんりん)を輝かせている。

 同市上大野町の那賀川北岸堰(ぜき)では、体長10センチ前後の稚アユが長さ約20メートルの魚道に群がっている。急流に逆らいながら跳びはね、階段状の段差を次々と越えている。

 那賀川漁業協同組合によると、遡上は3月末ごろから始まり、5月いっぱい続く。吉井旭組合長(61)は「連日のように群れが確認できている。身の引き締まった大きな体に育ってほしい」と話した。

 県内の主要河川では6月1日にアユ漁が解禁される。