川沿いの竹を切る会員=東みよし町足代

 東みよし町の住民団体「黒川原谷川で環境を学ぶ会」が、同町足代のキャンプ場近くを流れる黒川原谷川の環境整備を始めて5年を迎える。川沿いの草刈りを進め、夏にホタルが飛び交う川にして地域の活性化につなげようとしている。

 学ぶ会は同町の住民有志が2016年に結成した。藤枝主市(かずいち)共同代表(65)は県職員時代、自然と人との共生を目的に、川沿いの広場の整備に携わった。退職後、思い入れのある広場や川が草で生い茂るようになり、その様子に心を痛めて手入れすることにした。

 学ぶ会が作業に当たるのは、黒川原谷川が吉野川に合流するまでの下流約250メートルの両岸。ホタルが飛ぶ時季や夏休み前に合わせて年5回ほど草を刈り、桜や紅葉の植樹にも取り組む。

 学ぶ会によると、06年に広場が整備された当初はホタルがほとんど飛んでいなかったが、管理を続けるうちに増えたという。

 3月31日には会員9人が川沿いの草刈りや遊歩道の清掃を行った。藤枝さんは「ホタルが過ごしやすいよう手入れすれば、ホタル見物や、水辺近くのキャンプ場に訪れる人が増えるはず。地域を元気にしたい」と語った。