オープンした図書館カウンターで利用者に対応する職員(右)=阿南市役所

 阿南市が市役所2階市民交流ロビーに新設した「図書館カウンター」が14日、オープンした。耐震不足から一般利用を中止した市立阿南図書館(領家町)の窓口業務全般を担う。土日曜だけカウンター近くの会議室2部屋を学習室として中高生ら市民に開放する。

 カウンターでは、電話などで事前に予約した本の貸し出しや返却、電子書籍を読むために必要なパスワードの発行などを行う。新聞6紙と雑誌24誌が読める閲覧スペースも設けた。

 月曜は休業。火~金曜は司書を含む職員3、4人、土日曜は4人が常駐する。利用時間は阿南図書館と同じ平日午前9時~午後6時、土日午前9時~午後5時。市役所の無料駐車場が使える。

 学習室は2部屋。計14人が利用でき、中高生らが勉強や読書をする際に使ってもらう。新型コロナウイルス対策としてアクリル板の仕切りを設けた。

 開幕式典には市職員や市民ら約50人が出席。表原立磨市長が「笑顔あふれる場所に育て上げていきたい」とあいさつした。利用者には記念品の一筆箋を配った。

 阿南図書館は耐震基準を満たしていない上、手狭なため利用者の密集を避けるのが難しいとして、11日に休館した。本年度は書庫として残す。来年度以降の方針は決まっていない。