消費者庁が作った教材を使った公開授業=城北高校

 消費者庁が若年者向けの消費者教育の教材用に作った冊子「社会への扉」を使った公開授業が3日、徳島市の城北高校であった。同庁が県庁10階に開設した消費者行政新未来創造オフィスのプロジェクトの一環。

 教材は、契約に関する基礎知識や悪質商法、クーリングオフ制度などをクイズ形式で紹介する内容。公開授業では1年生の2クラスで家庭科と公民の授業に活用した。

 家庭科では、消費行動を通してよりよい社会をつくる「消費者市民社会」という考え方を紹介。生徒は「文化祭用にインターネットで購入したTシャツが色落ちしてしまった」との想定で企業に手紙を書き、「染料に問題がないか調べてもらいたい」「取り扱いに関する注意事項の表示をもっと大きくしてほしい」といった注文を付けた。

 「社会への扉」を活用した消費者教育の授業は年度内に県内全高校で実施する。消費者庁は教材の活用事例として全国に発信するほか、内容の改善につなげる。