災害時に使うマンホールトイレ=つるぎ町の道の駅・貞光ゆうゆう館

 国土交通省は、徳島県つるぎ町の道の駅・貞光ゆうゆう館に災害用マンホールトイレなどの防災設備を整えた。地震や豪雨の大規模災害が発生した場合、自衛隊や消防に復旧活動の拠点として活用してもらうほか、道路利用者や地域住民に提供する。

 整備されたのはマンホールトイレ4基のほか、貯水機能付き給水管、防災倉庫1棟。トイレはマンホールの上に洋式便座を置き、目隠し用テントを立てるもので、3日程度の利用を想定している。マンホールは屋根付き優先駐車場のスペース内にあり、便座やテントは防災倉庫に保管する。

 4基のうち2基はバリアフリータイプで、車いす利用者や乳幼児連れなどにも対応できる。給水管は300人分を3日間まかなえる約6トンの飲料水を貯水する。1月に着工し、3月に完成した。

 4月6日、マンホールトイレの設置が実演され、国交省徳島河川国道事務所や町危機管理課の職員らが、設置場所や手順を確認した。