23日は前線を伴った低気圧が四国沖を通過した影響で終日雨が降り、海上では波が高かった。
[磯]<大島>23日、水温18度で波が高くほとんどの磯に上がれなかった。天候のせいもあり釣り人は少なく、渡船は1隻。比較的波の影響がない裏回りの桃オチでは徳島市の人が30~34センチのグレ5匹。同行の人も30~35・5センチのグレ4匹。桃オチノ地は31、35センチのグレ2匹と30センチのアイゴ1匹、25センチの本ハゲ1匹。
[波止]<和田島漁港>22日、午前中の2時間、赤アミを餌に2~4号のサビキ仕掛けで6センチ前後のマメアジを200匹余り。
<赤石東ふ頭>22日、6センチ前後のマメアジの回遊があった。午前中の3時間、赤アミを餌にサビキ仕掛けでマメアジ250匹と型は未確認だが、カタクチイワシ、マイワシ交じりで200匹余り。周辺の人も同時間帯でマメアジを200匹前後。(県釣連盟報道部)
【コラム】
普段何げなく見ている月は、潮の満ち引きなどに関わり釣り人にとっても重要。旧暦を使う人は少ないため、旧暦と月の関係を知らない人も多いと思う。
月の形で、細いときの三日月、真ん丸の十五夜という言葉はなじみがあると思うが、この三日月が旧暦の3日で、十五夜が旧暦の15日に当たる。新月が旧暦の1日で、15日で満月となる。
潮との関係は、満月や新月で大きく潮が動く大潮となり15日単位で大潮、中潮、小潮、潮の動きの少ない長潮や若潮が繰り返される。徳島では多くの場所で大潮の日は正午前後に干潮、小潮の日に満潮となる。(高橋)